競争と協働
一般的には競争(意識)は、協働(チームワーク)のためには抑えなくてはならない要素にカウントされる。コラボレーション活性化の妨げの要因として、個人間の競争意識の高すぎ、あるいは個人の能力だけを評価する(結果として競争意識だけを高める)システムが挙げられる。
しかし、競争が協働を促す場合もある。それは、競争を組織の外部に持つときだ。エアバス社がボーイングに勝とう!といった競争意識は内部の結束を高め、コラボレーションを促進する。
コラボレーションツールを入れては見たけど活性化しない、そんな企業は目標を外に置き、競争を協働に結び付けてみてはどうだろうか。
小島 政行
株式会社アプライドナレッジ 代表取締役
「Traction TeamPage」の開発・販売・サポート、
「DetachIt for Lotus Notes」、「iMacros」、「Vivisimo Velocity」の販売・サポートをしています。