TeamPage 6.1 | バーンアップチャート、開閉式テーブル、SDK拡張機能など
TeamPage 6.1 のリリースをお知らせいたします。今回のリリースのハイライトは、(1) バーンアップチャートを含めたプロジェクト管理機能の改善、(2) ユーザーによって容易にカスタマイズ可能な開閉式のセクション テーブルの改善、(3) フォームのカスタマイズをより簡単にするための新しい SDK API です。
バーンアップ チャート
プロジェクトとマイルストーンのダッシュボード画面に、下図のようなバーンアップ チャートが表示されるようになりました。このチャートで、こなすべきタスクの合計量(タスクの見込み時間)や完了したタスクの合計量(完了タスクの所要時間)を確認し、仕事の量の変化や進行速度を把握できます。タスクの既定の見込み時間は、サーバー管理者がサーバーセットアップで設定できます。
セクション テーブル
セクション テーブルは、セクション機能を使って集められた記事(タスクなどを含む)を、開閉式のテーブルにまとめて表示する機能です。今日のTeamPageにてよく使われる、とても重要な機能です。今回のリリースで、デザインのブラッシュアップを行う共に、次の改善を行いました。
• ユーザーが [追加] ボタンから記事を投稿すると、その投稿された記事がすぐにセクション テーブルに表示されます。
• セクション テーブル中の記事を編集すると、その記事を表示している行にすぐに反映されます。
• セクション テーブルで記事を展開表示し、右クリックすると、コンテキスト メニューが表示されます。
• セクション テーブルの行の処理を最適化しました。この改善により、セクション テーブルの動作による負荷が軽減されます。特にセクション テーブルを入れ子にして使用している場合の負荷が著しく軽減されます。(例: セクションテーブルのウィジェットを埋め込んだ記事が、別の記事に埋め込まれたセクションテーブルの中に表示される…のような場合)
SDK 拡張機能の更なる拡張性
TeamPage 6.1 では、改善されたセクションテーブルや投稿/編集フォーム、および記事の属性を扱うための SDK が大きく刷新、拡張されました。この新しい拡張性により、新しい投稿/編集フォームを開発したり、記事の投稿時に属性を指定したりすることがより簡単になります。
カスタマイズした内容は、プラグインとしてパッケージ化し、管理可能です。プラグインは、TeamPage の既存の機能の動作を変更したり、新しい機能を組み込んだりできる、TeamPage の拡張機能の一つです。サポートサイトで多くのプラグインが公開されています。
その他の主な変更点
• プロジェクトやマイルストーンのサイドバーからタスクの集計表示ダイアログを表示しできるようになりました。このダイアログには、タスク担当者やマイルストーンごとの仕事量が分かりやすく一覧表示されます。
• WebDAV ファイル管理領域に保存された添付ファイルや共有フォルダのファイルの取り扱い方法を変更し、TeamPage のホストコンピューターにかかるファイル操作に関連の負荷を軽減しました。
• 記事の詳細情報欄に、投稿日や投稿者に代わって、最終更新日時や更新者またはパブリッシュ日時やパブリッシュ実行者を表示できるようになりました。例えば、日報を共有するスペースでは投稿日時を、マニュアルや規定集などを作成・公開する Wiki スペースでは最終更新日時を表示するなど、スペースによって日時表示の使い分けができます。
• 細かなバグ修正とパフォーマンスの改善を行いました。
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