タグでたぐり寄せる!?
TeamPage では、記事や段落にタグ(ラベル)を付けることで、意味、進捗、重要度などを柔軟かつ細かく分類したり、複数のスペースをまたいでまとめたり、特定の記事だけを別のスペースへ公開したりできます。また、タグ クラウド画面と期間範囲を組み合わせると、すべてのスペースまたは特定のスペースでの活動傾向がわかります。
タグ クラウドで活動状況や傾向がわかる
文字の大きさで使用回数がわかる
すべてのスペースと各スペースには、タグ クラウドの画面が用意されています。「タグ クラウド」とは、タグの使用回数を文字の大きさで表現した一覧のことで、どのようなタグが多く使われているのか一目でわかるようになっています。
期間ごとの推移やその期間のチームの状況がわかる
さらに、サイドバーの「期間選択」で対象とする期間を変更できます。下の例は、期間を「2009年4月」に設定したものです。
- 多くの仕事が完了したこと
- 競合や顧客の情報がたくさん報告されたこと
- 新製品の発表がいくつかあったこと...など
...がわかります。次の期間や前の移動も簡単なので、日ごと、週ごと、月ごと、年ごとの傾向を簡単につかめます。
タグの経緯を追う
「todo」タグから「done」タグへの変更など、誰が、いつ、どんなタグを付けたり変更したりしたのか気になりませんか。TeamPage ではすべてのタグ情報が記録されており、権限のあるすべてのスペース、または特定のスペースで、タグの活動を時間順に遡って確認できます。
日報に埋もれがちな、重要な情報を引き出す
今日の出来事を「日報」として報告...よく見られる光景です。でも、日報を提出して終わりにするなんてもったいない! TeamPage では、「日報」の段落ごとにタグをつけて細かく分類したり意味付けしたりできるのです(もちろん、段落にコメントもできます)。
上の例では、記事に「日報」というタグが付けられ、この記事が日報であることを表していますが、段落に「todo」と「クレーム」タグが付けられていることに注目してください。これは、ここに顧客からのクレームが記載されていて、そのクレームへの対処がまだ済んでいないことを表しています。
この「クレーム」タグをクリックすると、スペース内の「クレーム」タグが付けられた記事が抽出され、次のようなことを調べられます。
- 過去に似た事例がないか?
- その時に誰がどのように対処したのか?
- その時に参照した資料は?
- 顧客とのやりとりの記録は?
各部署から情報を集める
記事の読み取り権限があれば、それぞれのスペースにある同じ名前の付けられている記事や段落を集められます。つまり、社長への連絡、緊急連絡、クレーム報告、競合情報、顧客情報などを、すべてのスペースから集約できます。集約した記事や段落は、ポータルページや特設ページに一覧表示できます。
特定の記事だけを公開する
TeamPage は、強固なセキュリティの上で柔軟な運用ができるように設計されています。読む権限のないスペースに投稿された記事でも、別の読めるスペースのタグを付けてもらうことで、その記事だけは見られるようになります。
例えば、営業部の日報にマーケティング部のタグを付けることで、その日報だけをマーケティング部の人たちからも読めるようにする、といった使い方ができます。「日報をコピーしてメールでマーケティング部に流して...」という手間はもはや不要です。
また、営業部が日報を編集すると、マーケティング部の人も編集後の記事を読めるので、いつでも最新の情報を共有できます。