ビジネス障害と情報共有、そしてIT
私たちのビジネスがサクサク動かない、その原因にあるものをビジネス障害と呼ぶと、その障害には次の三つがあるように思えます。
- 地理的時間的障害
- 新規性障害
- 文化的障害
1の地理的時間的障害は、その字句のまま場所が離れている、タイムゾーンが違うということ。これはITを使って解消が可能な障害。地理的に離れていても、共通のビジネスアワーがあれば、テレカンファレンス、テレビ会議。時間帯もずれるならば、メールなどで。ま、言葉の障害は飛び越せるとして。
2の新規性障害、問題が新しい(と見えている場合も含め)ので、今までのことが参考にならない。あるいは参考にして解決を考える。当事者にとって新しく見える問題もどこかで遭遇している問題かも知れない。ここで役立つのが情報共有、ノウフーです。これはITで良い方向に向けることができる領域。
3の文化的障害は人種、世代、教育、基本的な取り組み姿勢の違い、欧米文化との違いなど仕事に対する取り組みのギクシャク。これはIT以前の問題。と、考えられてきたがどうもそうでもないかもしれない。まだ、自分の中ですっきりしないが、このあたりの障害の乗り越えにソーシャルソフトウェアが関係してくるのではないかな。
小島 政行
株式会社アプライドナレッジ 代表取締役
「Traction TeamPage」の開発・販売・サポート、
「DetachIt for Lotus Notes」、「iMacros」、「Vivisimo Velocity」の販売・サポートをしています。