リニューアル

2010/06/13 · · 投稿者 Masayuki Kojima

本日、日本ジェネリック医薬品学会の第4回学術大会に出席した。シンポジウム「ジェネリック医薬品の情報を考える」に焦点を合わせて。

そこでは、ジェネリック医薬品につきまとう「安かろう悪かろう」を払拭する為にどうすれば良いかが議論された。その中で、新潟薬科大学の上の先生によって、ジェネリック医薬品は「リニューアル医薬品」という考え方、提案の仕方が光っていたように思える。

新薬としての薬効20年の歴史に、最新の製剤学的工夫が加わっているのだから、まさにこれは付加価値の付いたリニューアル製剤、というのが主張。

また、新薬に比べて「安くて同等」というジェネリックの位置づけが「同等であって同一でない」という裏返しにとられることを懸念する発言もあった。

ジェネリックが普及する為に、必要な情報をだれに届けるのが有効なのでしょうか。医師?、薬剤師?、患者?、一般人?あるいは全部としてもまずしなくてはならない相手、それはどうも医師のようだ。

ジェネリック嫌いの医師に「聞く耳持たせるには」どうすればよいのか?情報共有のリーディングカンパニーとしてやれることがあるのか、あればそこはどこ?

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